【E-agent代表インタビュー】エンジニアの挑戦と成功の方程式

2025.03.21
  • Growth Stories

エンジニアのキャリア支援に特化し、多様な働き方を実現するエージェントとして急成長を遂げるE-agent。今回、代表の大橋氏にインタビューを実施しました。

2023年の創業からどのようにして成長を遂げたのか、その背景やE-agentの強み、エンジニアが活躍できる環境について深掘りします。エンジニアとしてのキャリアに悩む方、さらなる成長を求める方にとって、新たなヒントとなる内容をお届けします。

キャリアの選択肢を広げるE-agent、その真価とは?

───:まず、大橋代表のキャリアについて教えてください。

私は約35年間、IT業界を中心にメーカー・商社・金融など多様な業界に関わってきました。その中で、多くの企業が求める人財を適切に配置できていないことが、組織の課題解決を阻む大きな要因であると感じていたのです。

プロジェクトの成功は、適所適財な人財アサインにかかっていますが、多くの企業が最適な人財を見つけられずに苦労している現状があります。そんな中、E-agentの前身となる企業と出会い、「この課題を根本から解決できる仕組みをつくろう」と考え、新事業の構想をスタートしたのです。

───:具体的にどのような仕組みを考えたのでしょうか?

企業側は適切な人財を確保できずに苦しみ、一方で女性や高齢者、地方在住者、経験の浅いフリーランスなど、働く意欲があっても環境の壁に阻まれているエンジニアが数多くいます。E-agentは、その両者をつなぐプラットフォームとして機能し、雇用形態に関係なく、スキルや志向に合った最適なマッチングを実現します。

特に、E-agentの強みは、マッチングの精度を飛躍的に向上させる自動プラットフォームの開発にあります。これにより、エンジニアは自分に合った案件をよりスムーズに見つけられ、企業も即戦力となる人財と出会える環境を整えているのです。

より早く、より正確に、エンジニアと企業をつなげる架け橋に

───:自動化が推進されることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

従来、企業とエンジニアのマッチングは担当者の経験やヒアリング技術に依存しやすく、マッチング精度にばらつきが生じていました。そこでE-agentではヒューマンエラーを排除し、膨大なビッグデータを活用して最適なマッチングを実現する自動化プラットフォームを開発しました。

この仕組みにより、案件の質を維持しながら、従来の4倍のスピードで企業とエンジニアを結びつけることが可能となりました。より短期間で最適なアサインを実現し、エンジニアと企業双方の満足度を高めています。

───:前例のない取り組みに、不安の声もあったのでは?

確かに、自動化という新たな取り組みに懸念を示す声もありました。しかし、E-agentの強みは単なるマッチングにとどまらず、コンサルティング領域まで一貫してサポートできる点にあります。ただエンジニアをご紹介するのではなく、プロジェクトリーダーとしてE-agentの社員をアサインし、企業とのコミュニケーションを円滑にする体制を整えました。

また、スキル面だけでなく、エンジニアの人柄やチームとの相性も考慮した配置をご提案することで、プロジェクトの成功確率を向上させています。こうしたきめ細やかなフォローアップが信頼を生み、お陰様で現在では300社以上の企業とご縁をいただき、プロジェクト支援をさせていただいています。

エンジニアのための、エンジニアによるサービス

───:数ある企業の中で、E-agentがエンジニアに選ばれる理由を教えてください。

フリーランスや正社員といった雇用形態に関係なく、希望する案件にエントリーできる柔軟性に加え、“個”の活躍を重視した支援が強みです。

スキルや経歴を深く理解した上で、適切なアピール方法をご提案したり、エンジニアが目指すキャリアに沿ったステップアップの道を設計したりと、一人ひとりに最適なプランを提供しています。オーダーメイドのキャリアを実現できるのは、エンジニアに寄り添う姿勢を貫くE-agentならではの魅力です。

例えば、地方企業から「プロジェクトが頓挫したため、優秀なエンジニアを紹介してほしい」と相談を受けた際のこと。出社が必須という条件のもとで採用を進めていましたが、優秀な人財が集まらず、人手不足が続いていました。一方、エンジニア側にはリモートワークを希望する声が高まっていたため、この機会にリモート体制を導入してはどうかとご提案。環境構築や円滑なコミュニケーションの方法をアドバイスしながらサポートを行い、リモート環境を整備しました。

その結果、東京から優秀なフリーランスが参画し、プロジェクトの成功につながりました。

キャリアの主導権を“個”に委ねる

───:最後に、キャリアに悩むエンジニアへ向けて、大橋代表からメッセージをお願いします。

私自身、IT業界に飛び込む前はプロのギタリストとして活動していました。他人と異なる道を歩んできたからこそ、E-agentには一人ひとりの人生を尊重する“個”の文化が根付いています。

健康を維持しながら、身近な人を大切にしつつ働き続けることは、決して簡単なことではありません。キャリアと自分の信念の間で揺れ動くエンジニアと、これまで数多く出会ってきました。そうした方々に寄り添い、それぞれに最適なキャリアをご提案することがE-agentの役割です。

もし今の働き方に違和感を抱えているなら、一度話を聞かせてください。気軽な相談から、新しい選択肢が見つかるかもしれません。

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